新たな物語で再びアルカに会える!アルカに会える!!アルカに会えるんだ!!!高まる胸の鼓動を抑えながら黒の聖堂前の噴水に向かって走るうさぎ!するとそこには――
アルカが居た!
いや、居たには居たけど…!ちっさ!!!なるほど…これはあの部屋の外でも無理なく動き回れる適正サイズってわけか。なら仕方ないな。
それと小柄で宙に浮いているからか、表示位置も座標からズレててネコマタや守護魔と同じ感じになってる。んー…まぁ、これはこれで
OK!…だが、
そのタイツの色はなんだ!
アルカ好きのぼくでもさすがにその配色センスには目を疑うぞ!いったい何考えてんだコイツ……でも、
可愛いから許す!!!
ほんっと、ぼくってつくづくアルカに溺愛しちゃってるなぁ。
えーなになに?紐を降ろしてない飛空庭が風に流されてて落下しそう?相変わらずのお節介焼きだなー
「さぁ、行ってみましょう?」と黒の聖堂裏へ向かうアルカ。
その上下にふらふらしながら移動する姿に一言……
だ、ダサい。けど、可愛いいいい!!!あかん…コイツを見ていると「ダサ可愛い」属性に目覚めてしまいそうだ。

飛空庭に向かったはずが――
黒の聖堂裏にて、一振りの洒落た剣とそれを強く欲するフィンテとシュテーレ。
フィンテ渾身のDOGEZAで交渉をせがまれ、距離を詰められたところでミコトちゃん登場!
さらにシュテーレの泣き落としにミコトは氷魔法で抵抗するがホカホカ石で防がれ、
二人のあまりな執拗さに見るに堪えかねたアルカは止めに入ろうとするが、フィンテに吹き飛ばされ…
「きゃっ!?た、体格差が……」
吹き飛ばされる描写もないまま、いきなり地面に捨てられる。
これには不覚にも笑ってしまい、そして呆れた。しかし、うさぎのその瞳はハートマークのままだった。

なんとか振り切り、黒の聖堂司祭に匿ってもらうも即二人に嗅ぎつけられてしまう。しつこいなぁもう!
シュテーレの泣き落としはガチ泣きになって、エレメンタルを使った涙の水溜りを作る始末。
さらにはアメコレというガッテンガーを使って強引な取引に迫るフィンテ。
追い詰められたミコトは姿を変えて力を放ち、凍結魔法で二人組とアメコレの動きを封じる。よし、今のうちだ!
どうでもいいけど、この無意識で撮ったつもりのSSがなんだかブレスオブファイアの戦闘シーンみたい!

小柄なアルカに無理を頼んで例の飛空庭まで飛び抱えてもらったが、どうも其処はアルティと名乗るタタラベの少女の工房だったようだ。
なんでも、彼女は先祖代々から受け継がれる武具職人の道を目指していたがまだまだ未熟で、
空回りが続いて自信消失してしまい、その気晴らしに絵描きを始めたらしい。
とはいえ、自信は無くしても職人としての目利きは鋭く、どんな武具にも食いつく!
すぐさまミコトちゃんの剣にも興味を示し、それが彼女の先祖が作り出した業物であることが発覚!
武器、珠魂、人の心の3つが合わさった存在…つまりミコトちゃんはその剣に宿った心、御魂だったのだ!ババーン!
珠魂って転生クエスト「空白の瞬間」で集めるあの珠魂のことなのかな?これは興味が湧く!
かくして、アルティは帰る家のないミコトちゃんを暫く住ませることにし、アルカと共に工房の再建を目指すのであった。一振り目、これにて終了!
御魂・ミコト「……?ここはどこ?森も、畑もない……たしか、わたしは東の村で眠っていたはずなのに……」
「なにそれ……そんなのしらない。……ぐぬぬ。」
「わたし、ミコト……と申します。お礼はていねいにいわなきゃね。さっきはありがとう。」
「わたしは東の村で、うとうとしてたはずなんだけど……気が付いたらまた勝手に運ばれてたの。この剣はかあさまからもらったとーっても大事な剣なのよ?」
「そーよそーよ。ぷんぷんなのよ。失礼しちゃうわ。」
「……ふっふーん、もっとほめてもいいのよ?」
整った綺麗な顔立ち。腰まで伸ばした艶やかな髪。そしてうさぎを思わせる帽子。
常に、ぽーっとした眼(まなこ)で転寝好きな少女。
いつもうさぎのクッションを持ち歩き、ぽわぽわした印象…とは裏腹に、でんと構える程の自信家としての姿を見せるときも。
こういったうさぎっぽいキャラはいいですねぇ~~…なんというか見ていて心が洗われる!
落ち着いた性格だし、あのミニーちゃんとは対極的だ!
いやま、この子はうさぎじゃないけどさ!いいえ!うさぎでしたね!


北国の吸血姫アルカード「わたくしですわ、ちょっと体は小柄になってしまいましたけれど……この吸血鬼アルカードのことを忘れたとは言わせませんわよ?」
「ええ、盟約を結ばなくともゆるやかにつながる事もできる、そんな間柄と言うのも、心地よいものですわね。
少し前だったら、理解できなかったかもしれませんけれども、ね。」
「ちょ……ちょっと待ってくださいまし。わたくし一人で、しかもこの小さくなった体で二人を運ぶのはちょっと無理が……!?」
「わたくしは吸血鬼ですの!ドミニオンの方々とちがって、尻尾はありませんことよ?」
「わたくし、決めましたわ。しばらくこの工房とやらの片付けを手伝って、アルティの工房を再建させて見せますわ。」
「これはおせっかいの押し売りですわ。遠慮もいらないし、拒否権もあなたにはありませんわよ?」
ツインテールを大きなリボンで後ろに纏め、ROに出てくる小悪魔帽みたいな帽子を被り、
可愛らしいドレスを纏っているものの…明らかにメインカラーと反発的な色合いのタイツを穿いたお姿。
といった、どうにも不評っぷりが否めない今回のアルカちゃん!
キミは可愛い!高貴なお嬢様タイプでかなりのお節介焼き!あの投擲モーションにも定評がある!
様々なジャンルの映画を嗜み、紅茶の葉や温度に拘る姿も素敵だ!
ただ、残念なのはコーデセンス!ていうか、その「北国の吸血姫」って二つ名も絶対ワザとだろ!…これはもう試されているんだろうな。どこまでアルカ好きなのかってのをさ。
まぁ、ぼくに言わせれば今回のデザインは全然OKなんだよ!むしろ萌えるね!そう、ダサ可愛い!
なにがなんでも必ず迎え入れてみせる!
とりあえず一振り目は終始楽しめる内容だった!どこまでも執念深いあの二人組も良い味出してたしね!
アルティの描いたキャンバス。きっとこれも来年の11月末になったら貰えるんだろうなー
この流れからいくと、次回はきよぴーが活躍か!?待ち遠しいぜ!ヽ^ン' x ')ン
[ Close ]
New Comment