
遂に!あのタマちゃんがカバリストっぽい黒ナース姿になって登場だ!勿論、二回転の待機モーションも健在だぞ!
しかし…この子といい、きよぴーといい、昨年人気だったロアはコスプレ衣装に変換されるようだ。
ってなると、トリを飾るであろうステラちゃんもコスプレ不可避か!?

御魂を狙う誘拐犯に警戒しつつ、アルティ達は変わった武器ばかりを集めているコレクターを探しにトンカへ。
狐繋がりでタマちゃんとシンキングを感じて止まないメイちゃんは、飛空庭が沢山浮かぶそんなトンカの街並みに大はしゃぎ。

その横で家宝の武器を泥棒から引っ手繰りに遭い、悲鳴を上げる106顔の女性の姿が。
到着早々、事件に巻き込まれる一行。これは見過ごしておけんな!

見つかった誘拐犯達(?)は御魂を強制的に武器へ戻すお札を放って抵抗。
それを得意の火魔法で打ち消すどや顔メイちゃんに、ユルヤカヒノミコトで弾いて足止めするミコトちゃん!

奇襲の機会を窺う連中もライくんがあっさり感知、キリエさんも応戦!
二人とも心強い!この場は任せたぞ!

後に、変装しないまま泥棒役を演じてたのはシュレム、セレスちゃんを背後から狙おうとした被害者役はフェネアンと判明。
出会い頭から疑ってたセレスちゃんに食い止めてもらい、ボク達はシュレムを見捨てて「ルリ様」へ報告に向かったフェネアンの後を追う。

ピーノ像の下で怪しげな集まりを発見!
どうやら、あの中央に居る子供が黒幕の「ルリ様」らしい。
アルティのご先祖様の槍を手にした彼女の口から「珠魂」というワードが出てきた辺り、このルリ様も御魂ということか。
冒頭に出てきた「変わった武器ばかりを集めているコレクター」ってのもこの子のことだろう。
また、拉致という強硬手段に出たのは部下である彼らの勝手な判断であり、ルリの意志ではないようだ。
合流したキリエさんとセレスちゃんの姿を見るや、コレクションに加えたがるルリ様。
人と一緒に居ても良い事なんて一つもないと言い放つ彼女は、
さらに黙り込んだキリエさんからその圧倒的な人と御魂の時の流れの違いを判らせる為、ボク達が何人目の主なのかを聞き出してきた。
「お仕えするのは、この工房のみなさまを今の主人と数えるのであれば、
15代目、です。」
キリエさんは初代の主に仕えてからノーザンシティから出たことがなく、
屋敷で暮らしてるミア(彼女はタイタニアという長寿な種族)も、その父も、その前も、さらにその前も、
生まれた時から天寿を全うするその時まで見届けており、ゆえに古い戦争の時代から生き続けているという驚くべき事実が明かされる。

かつては人として生きていた彼女達は武器に吸い込まれた時点で元の肉体は消滅。人では無くなった。それはルリも同じだった。
限りなく不死身に近い存在「御魂」となったルリは、幼い体のまま戦火の渦中に放り込まれ、大きな傷を負いながら自身を武器にして生き延びてきた。
また、人と生きている時間が違いすぎた彼女は家族や友達をはじめ、多くの別れや死を経験しており、
前向きに生きようと新しい関係を築こうとしても、自分を置いて年老いていく姿がつらくなり、
忘れないように思い出を形に残そうとしても、苦楽を共にしてきた記憶が薄れて怖くなり、次第に人を嫌うようになっていったという。

後から駆けつけてきたミコトちゃんも、永く生きている御魂の一人で
何度も思い出そうとすれば昔に別れた大切な人達とは夢の中で逢えるし、目覚めてもこうして今でも大切な人達がいる。
楽しい思い出もあったでしょ?これからも人と仲良くなってもいいじゃない?マイナス方向に難しく考えすぎないで、と言い聞かせる。
ロアであるタマちゃんだって思い出してくれた人がいたから、この世界で出会った彼女達の記憶を基に、新しい物語を形成し直すことで帰ってこれた。
辛いという気持ちが残っているのは忘れてしまうのが怖いからであり、覚えている限り大切な人はルリの中でとこしえに生きている。
皆で過ごす時間が好きなら、毎日一緒に積み重ねていけばそういった大切な思い出は消えることはない。
ミコト「ルリは、ともだちと過ごす時間は好き?ヒトのことは……好き?」
ルリ「好きよ……っ! 大好き……っ! ……ミコト…… わたし、わたしは……」
ルリを庇い、今までひどい事をしてきたことを謝罪する下僕二人に、彼女は初めて彼らの名前を呼んだのだった。
あーまたやってもうた!相変わらず、ちょっと深い話になると端折れないのがボクの悪い癖!

反省と仲直りを込めて、アルティの工房に招かれる御魂・ルリ。
そして、モーグシティ独立の頃の話につい釣られてしまって、
アイアンサウスの出身であることと独立運動が認められず飛空庭の航路を断った話を知っていることから、キリエさんから年齢を問われるアルティ。
この面々の前で秘密を守るのは難しそう!
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